約 967,501 件
https://w.atwiki.jp/teletext/pages/608.html
魔法つかいプリキュア! 色 出演者 備考 黄色 朝日奈みらい/キュアミラクル(声:高橋李依) 水色 十六夜リコ/キュアマジカル(声:堀江由衣) 緑色 -
https://w.atwiki.jp/twinkletimeprecure/pages/35.html
第1話「転校初日妖精をひろいプリキュアになる」 今上あゆむ(キュアラピス) 加古川紡(キュアパール) ポコ エト タイマアーク幹部 スレッジ・ガイ テイカーン・ベル 登場 1話の大まかな流れ(ほぼ決定案)です 1.アバン:ループ1回前最終決戦時ベル顔見せ 2.タイトル後:アバンの内容を夢と認識 朝登校前に家族と転入について会話? 3.登校時ポコを目撃 4.登校自己紹介 紡と初顔合わせ ここらへんまでで視聴者に対してもキャラ紹介? 紡については打ち解ける前だからクラスメートからの紹介? 5.紡に学校案内してもらおう 図書室にてポコ目撃に関連した資料探そうとする 紡、ポコの話を聞いて途中退出 6.ポコを探してウロウロ 7.紡とスレッジ・ガイとの戦闘目撃 紡の変身目撃 8.あゆむ初変身 変身前ベルの影が選択強要 9.やったぜ初勝利こんな感じか? 第1話 あらすじ 不可思議な空間。 そこに相対する様に4人の少女達が浮かんでいる。 1人は背に翼の如き黒炎を纏い、瞳に虚ろな悲しみの様な感情を宿して3人の少女達と向かい合っている。 残る3人の少女達は不可思議な装束に身を包んでいる。 やがてその狭間に光が生まれ、それは瞬く間に激烈な閃光となって全てを覆い尽くす…夢。 朝。「今上あゆむ」は母さくらに起こされ、夢の世界から戻される。 今上家は「時見町」に引越してきた為今日から新しい学校なのだ。 転校初日から遅刻は勘弁、と玄関で待っていた兄、駆(かける)と一緒に家を出たあゆむの目前を不思議な光球がよぎり、 興味を惹かれたあゆむは駆の制止も聞かずにそれを追って走り出す。 散々追いかけてやっと捕まえたそれは突然不思議な小動物へと姿を変えた! しかし小動物は追ってきた駆の声を聞くと逃げてしまう。 首を捻りながらも学校へ向かうあゆむ。 転校の挨拶と自己紹介を済ませ、あゆむは「加古川 紡」の隣に席になった。 笑いかけるあゆむを紡はどこか懐かしそうに見つめる… 放課後、あゆむは紡に学校を案内してもらう中、ふと朝の小動物について調べたくなり図書室に行きたいと言い出す。 紡にその出来事を話すと慌てたように急用ができた、と帰ってしまい、疑問に思ったあゆむは後を追うも見失ってしまう。 迷ったあゆむは歩くうちに得体の知れない、現実のようでそうでないような場所に入ってしまう。 そこで目にした物は…巨大な怪物とそれを指揮するかのような怪物、そして立ち向かう「夢で見た少女」の姿に変身した紡だった! 足がすくむあゆむに気づいた紡は驚きつつもあゆむを庇い、朝の小動物を呼ぶとあゆむと安全な場所へ 逃げて、と指示する。 逃げるあゆむと小動物だが、それを阻まんとした怪物の攻撃が掠め吹き飛ばされてしまう。 その拍子に小動物から落ちた懐中時計に似たアイテム「キュアリオ」を拾うあゆむ。 と、突如彼女の周囲が暗転し、あゆむの眼前に夢で見た1人の少女が現れ、驚くあゆむに問いかける。 「貴女は…どうするの…?」 瞬間、脳裏に夢が鮮明にフラッシュバックし、その中の1人が自分である事を知るあゆむ。 自分と紡が共に闘う存在、と感じたあゆむは再び問いかける少女に力強く宣言する。 「私、やるよ!友達が、紡ちゃんが頑張ってるんだよ?助けたいに決まってるよ!!」 その言葉に少女はほんの少し笑みを浮かべ、青く輝くと姿を消す。暗転が解けたあゆむが 心配そうに覗き込む小動物に頷くと意図を理解した小動物は「ポコ」と名乗り、あゆむに変身を促す! 「プリキュア!コーリング・タイム!!」 あゆむは「伝説の戦士、時の守り手キュアラピス」へと変身、紡…「キュアパール」の許へと駆けだす!!
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1064.html
140文字SS:フレッシュプリキュア!【26】 1.ラブせつで「待つ」/ねぎぼう 本当は一緒にダンスをしたいって、わかってるんだ。 ダンスの本をずっと読んでることも知ってる。 一緒にいるんだもん。 そう、今のせつなってあのときのブッキーみたいだもん。 だから踊りたい気持ちも一番わかってくれるんだよね。 だから、せつなをお願いね。 ちゃあんと新しい横断幕も作ってるから。 2.ラブせつで「赤」/ねぎぼう プロデビューしたといってもまだまだ駆け出し。 オーディションに受からず落ち込むこともあるんだ。 そんなときはね…… 「このブレスレット、もしかして?」 「はい、ミユキさん! これを着けると、どんなに辛いことがあっても精一杯頑張る気持ちになれるんです」 「せつなちゃんも頑張っているのよね」 ※ラブはプロのダンサーでトリニティの妹分的ポジション。 ※二人はお母さんからのブレスレットを交換したんですね。 3.ラブせつで『独り占め』/ねぎぼう 帰り支度をしているせつなの部屋の前に立ち、深呼吸したラブがノックする。 「どしたの?」 「今日はホワイトデーなんだ」 贈り物に照れた顔を添えて。 「開けてみて」 白いチョコに描かれていたのは…… 「今のせつなだよ」 「ラブ……ありがとう」 判ってる、この笑顔は皆のもの。 でも今だけは独り占め。 4.【スイッチオーバー・ビートアップ】/夏希◆JIBDaXNP.g 「ねえ、ラブ。これって」 せつなが偶然見つけた一枚の画像。 「イースとパッションが混じってる?」 「ええ、誰かの悪戯かしら……」 「そうかなぁ、イースが好きなのかも?」 「そんなの変よ!」 「だって、イースって罪じゃなくて、女の子の名前だもの」 人を悪い所から好きになる、それはきっと愛だから。 5.ラブせつで【 抱きすくめて 】/ねぎぼう 「じゃあ、またね」 お祭りも終わり、仲間たちは元の場所に帰っていく。 「みきたん、ブッキー、また明日ね」 気づけばせつなと二人きり。 ラブは繋いだ手に力を込めた。 「どしたの?」 その手をくいっと引き寄せると、そのまま抱きすくめていた。 「せつな……」 帰らないでと言いたいのを飲み込んで。 6.ラブせつで『世界で一つだけの願い事』/ねぎぼう 誰もがせつなの夢が叶うことを願ってる。 あたしもすごくいいと思ってる。 なのに、もうひとりのあたしの心だけが泣き叫んでる。 “せつなとずっと一緒にいたいよ”って。 何とも勝手な、世界で一つだけの願い事。 でもね、これもあたしの願いには変わりないもん。 だから、決めたんだ! 待っててせつな! 7.【名残雪】/夏希◆JIBDaXNP.g 春風に乗せられて桜の花が空に舞う。 名残雪。ふと、そんな表現が浮かんだ。 「樹の上では桃色なのに、散ると雪のように白いのね」 黒髪の少女は、小さく囁くと両手を広げた。 雪より眩しい銀の髪が風になびく。 「ごめん、やっぱいい」 隣の少女に抱き竦められる。 「綺麗だけど、雪のように消えそうだもの」 8.ラブせつで『大人しく降参して』/ねぎぼう 「大人しく降参して!」 いくら言ってもニンジンを残すラブにせつなは痺れを切らす。 「降参するよ」 「え?」 「お願い……食べさせて」 ラブは軽く口をあけた。 「もう、ラブったら」 せつなはニンジンを口にすると……そのまま飲み込む。 「せつなぁ」 「だーめ、自分で食べなさい(ご褒美はその後よ)」 9.ラビリンスからの電話/アクアマリン あのね、ラブ。 とても重要な話があるの、よく聞いて。 実は私、ラブの子供を妊娠したの。 これからは出産や子育ても精一杯頑張るわ! え…… お母さんやお父さんに報告! 初孫ができたら喜ぶ!? 今夜はお赤飯!! ちょ、ちょっと待ってラブ。 今日何の日か知ってる? エイプリルフールよ!! 10.『LIKE』/Mitchell Carroll 「あら、ごめんね、せっちゃん。お口に合わなかった?」 「…いえ、違うの。ごめんなさい、ごちそうさま」 「えっ、せつな、もう食べないの?貰っちゃうよ?」 せつなは一人、部屋に戻っていく。 テレビが報じるのは、国民一人一人に番号を割り当てる制度のニュース。
https://w.atwiki.jp/gogorira/pages/233.html
プリキュア 朝日奈みらいキュアミラクル いちごメロンパン、買ってきます! 十六夜リコキュアマジカル あの、いちごメロンパンです 花海ことはキュアフェリーチェ 一緒に行くの意のはー! 妖精 モフルン 甘いもの食べたら元気になるモフ! モフルンも行くモフ! 魔法学校 校長 うーん!旨しー!! 闇の魔法つかい バッティ 情けは受けぬ… 我らの生き様…茶番などと言わせておくものかぁ!!!
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1378.html
「プリキュア無双 in 坂上家」/Mitchell Carroll いちか「それでは師匠、ご教示よろしくお願いいたします!」 あゆみ「うむ!いちかくんは初心者だから、扱いやすいキュアパッションがおすすめかな」 やよい「キュアブラックで、ボコボコ敵をブン殴って爽快さを味わうのもいいかも」 いちか「パッションか、ブラックか……ところでこの“キュアベリー”ってどんなキャラなんですか?」 やよい「それは必殺技が貧弱だから使わないほうがいいよ」 あゆみ「あと、操作性がなんかね」 いちか「そうなんだ……パッションにしよーっと!」 やよい「じゃあまず上行って。ずーっと上」 いちか「うわっ!敵が出てきました!」 あゆみ「連打連打!!」 いちか「おりゃおりゃおりゃー!!」 やよい「やっぱりパッションはカッコイイなー♡(ジュースで水分補給)」 あゆみ「声が良いよね、声が♥(お菓子で糖分補給)」 いちか「師匠!なんか下のゲージみたいなの満タンなんですけど!」 あゆみ「必殺技のチャンスだね!」 やよい「待って!なるべく敵の多い所で!」 いちか「うわははは!パッション様が必殺技をお見舞いしてやるぜー!」 (パッション「プリキュア!ハピネスハリケーーン!!」) いちか「うわはははは!!」 やよい「ハピネスハリケーンはね、攻撃範囲が広くてとっても使いやすい技なの。って聞いてる?いちかちゃん」 いちか「うわはは……あれ?必殺技が出ないよ!?」 あゆみ「キュアゲージを使っちゃったからだよ。また溜めないと」 (味方「ウェ、ウェ、ウェ、ウェスターだぁ~!!」) (ウェスター「どけどけどけぇー!!」) いちか「うわっ!なんかパンダに乗った奴出てきた!」 あゆみ「気をつけて!そいつ攻撃力メチャクチャ強いから!!」 いちか「何ですとぉー!?」 やよい「防御防御!!」 いちか「ぼ、防御!?あわわわ……」 (GAME OVER) いちか「………」 あゆみ「………」 やよい「……なんか、切ないね」 いちか「クッ……私にもっと力があれば……」 あゆみ「いちかちゃん、それ貸してあげるから、家で極めてきなよ」 いちか「えぇっ?いいの!?」 あゆみ「ほら、攻略本も貸してあげる!」 やよい「よかったね、いちかちゃん!」 ~帰宅~ いちか「――お父さん、晩ゴハン冷めちゃってるよ」 源一郎「もうちょっと待ってくれ、いちか。今、ハートキャッチのシナリオ、クリアするから……」 ~朝~ いちか「おはよ~、お父さ……ってエェッ!?徹夜でやってたの!!?」 源一郎「見てくれ、いちか!サンシャインの能力値MAX!!」 ~坂上家~ 源一郎「おじゃまします。僕のキュアサンシャインと対戦して下さい!」 あゆみ「誰!?」 おわり
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/53483.html
登録日:2023/03/04 Sat 08 35 00 更新日:2024/09/09 Mon 17 15 25NEW! 所要時間:えゆぅ~!(約 39 分で読めます) ▽タグ一覧 2023年 20作目 23年冬アニメ ABC Pretty Holic ひろがるスカイ!プリキュア アニメ サスペンス シリアス回多め テレビ朝日 ヒーロー ヒーローの出番です! プリキュア プリキュアシリーズ 七瀬彩夏 中高生向け 井上美緒 令和プリキュア 伊藤睦美 初の青キュア主人公 制作陣の冒険 前作要素あり 加藤還一 加隈亜衣 古賀葵 壮大な物語 子供向けアニメ ←大人も楽しめるストーリー 守護このみ 小川孝治 山岡潤平 意欲作 感動のラスト 成人プリキュア 成田良美 戦う姫 所要時間30分以上の項目 敵と和解 斎藤敦史 村山功 村瀬歩 東映 東映アニメーション 深澤恵梨香 温故知新 男子プリキュア 稀にギャグあり 空 賛否両論 金月龍之介 関根明良 鬱燃展開 ひろがる世界へ! ホップ!ステップ!ジャンプ! 『ひろがるスカイ!プリキュア』とは、『プリキュア』シリーズ第20作目である。 2023年2月5日から2024年1月28日まで全50話(*1)が放送された。 公式略称は『ひろプリ』(*2)。 ●目次 概要 あらすじ 登場人物プリキュア スカイランドの関係者青の護衛隊 アンダーグ帝国 その他周辺人物 関連用語 主題歌劇中歌 概要 プリキュアシリーズはめでたく20作目を迎え、本作は20周年記念作品としても位置付けられている。 公式サイト上でもそのロゴマークが記載されており、長きに渡って愛されてきた証拠であると言えるだろう。 シリーズディレクターは小川孝治、シリーズ構成は金月龍之介で、どちらも『映画 ヒーリングっど♡プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』に携わったメンバーである。 キャラクターデザインは『ラブライブ!スーパースター!!』のキャラクターデザインを担当した斎藤敦史が担当。 メインモチーフは「空」。 本作の世界観にもふんだんに使用されている他、主人公の名前にそのまま用いられている。 それに伴い、シリーズで初めて青キュアが主人公として選定されることになった。 タイトルの「ひろがるスカイ」は「広がる空」と「ヒーローガール」が掛けられたダブルミーニングとなっている。 小さい頃にヒーローと関わってヒーローを目指す主人公が理解者となる少女と出会い、自分の夢を嘲笑う宿敵との対峙や巨悪との戦いに踏み込む展開は『僕のヒーローアカデミア』を髣髴とさせる。 また、3作前の『ヒーリングっど・プリキュア』と同じように話の本筋はシリアスであり、「主人公と再会した恩人が消息不明になる」「その恩人が怪物化していた上、浄化すれば死につながるという事実に主人公が心を折られる」…といったハードな展開も容赦なく描かれる。 テーマは「ヒーロー」、キーワードは「知ることで広がる世界」。 女の子向けアニメ作品で「ヒロイン」ではなく、敢えて「ヒーロー」がテーマとして選定されている理由として、ABCアニメーションの田中昂プロデューサーは 『ふたりはプリキュア』からスタートしたプリキュアシリーズも20作目。 多様に進化しながら、広がっていくプリキュアの歴史の中で変わらずに描き続けてきたこと、それは困難な道を自らの手で切り開き、先頭に立ってみんなを勇気づけてきた彼女たちの姿です。その姿を『ヒロイン』から『ヒーロー』として改めて捉え直したい、そういう思いでこのテーマを選びました。 と説明している(*3)。 シリーズの全ての始まりである『ふたりはプリキュア』のコンセプトは『女の子だって暴れたい』。 それを基に女の子達がマーシャルアーツや武術で激しく戦い抜くヒーロー作品として制作され、その珍しさとプリキュア達の友情が濃密に描かれたストーリーによって作品が見事にヒットし、人気を博していった。 それを踏まえると「ヒーロー」がテーマに置かれた本作はある種の原点回帰に近いとも言え、往年のファンは懐かしさを憶えるだろう。 その一方で「20周年」という大きな節目の年に作成される記念作品ということもあってか、これまでに見られなかった描写が非常に多く見られる挑戦的な作品でもある。 異世界出身者および青キュアの主人公 男の子のレギュラープリキュア 成人女性のレギュラープリキュア これら全てがシリーズで初めて描写される。 男性のプリキュアはこれや『HUGっと!プリキュア』などで、成人女性のプリキュアは『スター☆トゥインクルプリキュア』の羽衣ララ/キュアミルキーや『ハートキャッチプリキュア!』の花咲薫子/キュアフラワーといった例がある。 しかし前者は一時的に参戦したゲスト、もしくは彼のように、積極的に参戦していたとしてもプリキュアではなく、あくまで『プリキュアと同等の力を持った戦士』と描写されていたため、男性かつレギュラーのプリキュアは正真正銘本作で初の事例となる。 後者についても、ララは出身地では成人扱いでも地球人の年齢だと中学2年生程度だし、薫子は劇中で老婆の時に変身しているもののそれも一時的なものであるため、18歳の新成人がレギュラープリキュアとして活躍するのはやはり本作が初である。 特にこれまでのシリーズになかった男性レギュラープリキュアの存在は相当に大きく、児童向けアニメの宿命であるおもちゃの販促にも関わる重大なファクターとなり得る。 そのため、発表時は各所において非常に大きな話題となった。 また、出演声優の中で虹ヶ丘ましろ/キュアプリズム役の加隈亜衣氏は『ヒーリングっど・プリキュア』で妖精ラビリン役を演じた経験があるが、本作ではプリキュアとしてシリーズに再登用されこちらもシリーズ初の事例となった。 これまでのプリキュアおよびメインで活躍する妖精の声優は「一度その役に決定すると、他シリーズのレギュラーになれない」という、ある種の不文律のようなものがあった(*4)。 しかし、加隈氏のシリーズ再登板によってそれも良い意味で打ち破られたことになる。 なお、妖精枠からプリキュアに登用された前例として、『ヒーリングっど・プリキュア』で各種エレメントさん役を務めた後に涼村さんご/キュアコーラル役を務めた花守ゆみり氏が挙げられるが、レギュラークラスの妖精を務めた声優がシリーズのプリキュア、もしくは妖精などのレギュラーキャラに再登用されるのは前例が無く、やはり加隈氏が初めての事例になる。 このように前作、前々作以上に『プリキュア』におけるセオリーを破っている本作だが、ここまで大々的なチャレンジを投じた理由として、東映アニメーションの鷲尾天エグゼクティブ・プロデューサーは 以前にも『いずれプリキュアが女性とは限らなくてもいいんだ』と話したことがあります(*5)。 新しいイメージ、新しいキャラクターをどんどん入れてもいいと思います。もしかしたらタイミングとしては、このくらいなのかな? ちょうど(20周年の)節目でもありますし、ありなんじゃないかな?と思い、やらせていただくことになりました。 と発表している(*6)。 メインターゲット層である女児たちが心の底から楽しんでもらえるようになるなら、「シンボルカラーの導入」・「ダンス」や、「魔法」に「お菓子作り」などなど、あらゆる面でチャレンジを施してきた『プリキュア』シリーズ。 その一方でシリーズが長く続いていく事によって「女児向けアニメーションのテンプレート」的な作品にもなってきており、いつしかある種の常識が製作陣にも視聴者にも植え付けられていった。 そんな中でそれらを完全に打ち砕かんとも言わんばかりに、これまでの『常識』を次々に取っ払った本作。 しかも、その変革を上の立場であるエクゼクティブ・プロデューサー自らが先陣を切ってここまでの変革を推し進めたというのは、まさしく大変動と言わざるを得ない。 そうして生み出された本作は「女の子は誰だってプリキュアになれる」というものから、「女の子はもちろん、男の子だってプリキュアになれる」という新しい概念にまで昇華させ、かつ女の子たちが夢中になれる作品ともなっている。 それを踏まえると、本作は原点回帰をしながらも20周年と言う節目で大きな挑戦を施した意欲作ともいえ、まさに本作のキーワードである「広がる世界」を体現させた作品と言えるだろう。 なお、恒例だった主人公のアバン前の挨拶パートが今作では存在しない。また、同じく恒例だった最終回本編における次回作の主人公の先行登場も描かれなかった。 あらすじ 人間と鳥類が手を取り合って暮らしている、空に浮かぶ世界・スカイランド。 そのお姫様であるエルが誕生日を迎えた。人々は祝辞の声を彼女に捧げ、王様と王妃も彼女に愛の言葉を掛ける。 だが、そのパーティの最中にアンダーグ帝国の悪漢カバトンが乱入し、エルは誘拐されてしまった。 そんな折、ヒーローに憧れる女の子・ソラは、スカイランドの王都にやってくる途中だった。エルが誘拐されるその瞬間を目撃し、泣いている彼女を助け出すべくカバトンに立ち向かう。 一度はエルを救い出すものの隙を突かれて再び奪われてしまい、カバトンはワープホールを開け、エルと共に逃げ出そうとする。 後を追いかけるソラ。何とかエルを取り返すものの、気がつけばいつの間にか異世界であるソラシド市に辿り着き、そこで同じくらいの歳の女の子であるましろと出会う。 だがそこにはカバトンの姿が。ランボーグを召喚し、力尽くでもエルを奪おうと画策する。 しかしエルの力によって、ソラはプリキュア・キュアスカイに変身。その力でランボーグを倒す。 ソラはエルがスカイランドに無事に帰れるよう、奮闘することを心に決めた。 やがてソラの戦いは、同じくプリキュアへと覚醒したましろや、プニバード族の少年・ツバサ、ましろの幼馴染・あげはを加えて、より大きなものとなっていくのだった――。 登場人物 プリキュア 第5話のヨヨの話によると、大昔に闇の世界からスカイランドへと侵攻してきた魔物達を封印した伝説の戦士とされている。 全員変身後の決め台詞は、「Ready…Go!ひろがるスカイ!プリキュア!」。 世間にもある程度認知されており(*7)、第31話で登場した写真館ではプリキュアの衣装まで本人たちに無断で用意されていた程。ちゃんと権利料請求しないと。 確定している現在のメンバーは5名。 前述の通り、異世界出身者・少年・成人女性とこれまで以上に幅広いメンバーが揃っている。 ..まぁ、一見するとイレギュラーの集まりとも言えるのだが ソラ・ハレワタール/キュアスカイ CV:関根明良 今作の主人公。空のプリキュア「キュアスカイ」に変身する女の子。 口癖は「ヒーローの出番です!」で、基本的には常に敬語で話す。 青の護衛隊に入隊するべくスカイランド王都に来る最中に事件に巻き込まれ、紆余曲折あって人間界のソラシド市に舞い降りることになってしまい、ましろの家に居候している。 幼い頃に自分を助けてくれたシャララ隊長に憧れており、毎日の鍛錬は欠かさず行っている。その事もあってか非常に運動神経抜群で、本編が開始して早々にパルクールを決めたり、敵幹部であるカバトンを真正面から相手取ってエルを取り返すほど。また、歳の離れた弟がいるため、育児についても慣れている。 志も非常に高く、『泣いている子を見捨てない』など、ヒーローとしての心構えもすでに十分持ち合わせている。 『わたしのヒーロー手帳』という茶色の手帳をいつも胸のポケットに忍ばせていたが、カバトンによって破られてしまった。現在はましろから贈られた手帳を使っている。 詳細は個別項目参照。 虹ヶ丘ましろ/キュアプリズム CV:加隈亜衣 ソラシド市に住む中学2年生の女の子。第4話より光のプリキュア「キュアプリズム」に変身する。 あげはからのあだ名は「ましろん」。だが、カバトンからは「脇役」と呼ばれてしまっている。 優しく思い遣りがあり、料理や自然についての知識も詳しい物知りさん。初登場は祖母から依頼されたローズオイルとシナモンスティック、そしてカエルの干物のお使いの真っ最中だった。その道中で空から落ちて来たソラと出会い、アンダーグ帝国との戦いに巻き込まれることになってしまう。 常識人キャラらしく、ソラの頓狂な行動などにやんわりツッコミを入れたりする。 両親が海外赴任中で祖母と二人暮らしだったが、ソラとエルが居候として転がり込むことになる。その後はソラに地球の文化を説明したり、エルの育児にも積極的に参加している。 前々から情報を収集し、お小遣いを貯めてまで欲しかったPretty Holicの手帳をソラにプレゼントしてあげた。 本人は当初知らなかったが、実はスカイランド人のクォーターだったりする。 ヨヨ曰く、別に隠すつもりはなかったが、前情報なしで教えても冗談ととられるだけだと判断したとのことで、本人も納得している。 その他詳細は個別項目参照。 夕凪ツバサ/キュアウィング CV:村瀬歩 虹ヶ丘邸に住んでいる12歳のプニバード族(*8)の少年。鳥としての姿は第2話より度々登場しており、第8話より本格的に物語に絡む。第9話より翼のプリキュア「キュアウィング」に変身する。 ある嵐の日に飛ぶ練習をしていた時、時空の裂け目に落ちてしまった事をきっかけにソラシド市に迷い込んだ。 ヨヨに発見されて介抱された後、虹ヶ丘邸に隠れ住みながら「(自分の力で)空を飛ぶ」という夢(*9)を叶えるために航空力学を学んでいた。 プニバード族は飛べないとされていたが、あるトラブルの際に父が空を飛んだことでそれが夢となる。しかし、常識に反する願望に仲間からは笑われ、肝心の父親も何故飛べたか分からず孤独に闇雲に飛ぼうとする日々を送っていた。 ソラと境遇が似ていることもあり、そのことを告白した際は感銘を受けた彼女と友達になる。 元々仲間内から変わり者とされていたため、やや他人との距離に不慣れな様子を見せる。 変身バンクは、快活な男子の様子を見せながらもボーイッシュな少女と言われたら通りそう。 その他詳細は個別項目参照。 聖あげは/キュアバタフライ CV:七瀬彩夏 ましろの幼馴染で、18歳の新成人の女性。第4話から登場。第18話より蝶のプリキュア「キュアバタフライ」に変身する。 明るくフレンドリー、かつ子供好きな性格をしており、ましろのことを溺愛している。自身の経歴をタブレットPCを使って紙芝居風に説明するなどお茶目な一面もある。また、自動車を所有していることから、免許も取得していた様子。 一方で、プリキュアになることを躊躇するましろを説得して背中を押したり、その際屋上の扉の前に迫ってドアを叩いてきたランボーグに「そこ、うるさい!」と一喝して黙らせるなど強かな一面も見せている。 かつてはソラシド市に住んでいたが、母の仕事の都合によって別の町に引っ越していた。引っ越した後も、ましろとは電話や手紙で連絡を取り合っていた様子。新年度からは保育士を目指して「ソラシド福祉保育専門学校」へ入学するべく、ソラシド市を久しぶりに訪れていた。その際、ランボーグの出現とエルを巡る攻防に巻き込まれる形でプリキュアの秘密を知る事になった。 以降、自身がプリキュアに覚醒するまでは、第8話にてランボーグ出現をヨヨに知らせたり、続く第9話でランボーグに苦戦するスカイとプリズムの為に作戦を立てたり、第12話ではカバトンとの一騎打ちに備えて修行がしたいソラの為に車を出してあげるなど、要所要所でソラ達に助力してきた。 第18話での保育園での実習期間中は虹ヶ丘邸に宿泊していたが、プリキュアへの覚醒に伴い、いざという時のために一緒にいた方がいいという判断から、虹ヶ丘邸に居候する事を決めた(*10)。 制作発表時から紹介されている初期メンバーでありながら2クール目開始時点でも未登場だったプリキュアは史上初である。 これもあり、一部視聴者からは、後述するキュアマジェスティと共に今作の追加戦士として扱うような声も高い(*11)。 その他詳細は個別項目参照。 プリンセス・エル/キュアマジェスティ CV:古賀葵 スカイランドのお姫様。3月12日生まれの魚座(*12)。 皆からは「エルちゃん」と呼ばれており、公式サイトでもそのように記されている。 まだ幼いため、本編開始当初は「える~」という声や「ぷいきゅあ(第18話以降はプリキュア)」などの簡単な単語しか喋ることができなかった。第15話でソラの助けを求めて彼女の名前を叫んだのを境に、ましろやツバサ、あげはを名前で呼べるようになるなど、少しずつ言葉を話せるようになった。 国王・王妃はもちろん、国民達からもプリンセスとして愛されており、本編冒頭で誕生日を迎えたときは人々から祝いの声が贈られ幸せな時間を送っていた。だが、その平和な日々は彼女の身柄を狙ってきたカバトンによって打ち砕かれてしまう。 ソラに助けてもらった後は彼女によく懐いているが、それでも生まれ故郷をいきなり離れてしまったことはショックだったようで、第3話で強いホームシックを起こしてしまっていた。 第14話にてようやく両親と再会することができたが、続く第15話ではバッタモンダーによって両親に眠りの呪いをかけられ、結果的に2度も両親と引き離されてしまう事となってしまった。 その後は一人だけ城に残しておくのは危険という判断もあり、ソラ達に連れられる形で再びソラシド市へと赴く事になった。 プリキュアに変身するためのアイテム「スカイトーン」を生み出す力を秘めており、その力でソラをキュアスカイに覚醒させている。 なお、対となるスカイミラージュは変身者の中に形作られるようで、エルはそれを事前に感知することができる。但し、あげはの場合は彼女自身がプリキュアになる事を強く望んだと同時に覚醒に至ったため、想定外の事態にエルも一瞬戸惑ってしまった。 加えて簡便なものではあるが超能力を行使したり彼女の乗るゆりかごが勝手に動いたりと色々と特別な力を有している。 その正体はスカイランドを滅びの未来から救うべく一番星によって天から託された運命の子。 国王夫妻とは血が繋がっていないものの、彼らは仮初めの親となる事を受け入れた上でエルを育てていた。帰郷後しばらくは家族水入らずの時間を楽しんでいたが、胸元で運命の星が輝いたことで旅立ちの時が来たことを悟った国王夫妻により、上記の事実を明かした上で三度ソラたちに託されることとなった。 第31話にて、スキアヘッドによりカイゼリンの元へと連れ去られ、映像での中継を通してプリキュアが一方的に叩きのめされる光景を見せつけられるが、それでもソラたちが諦めずに立ち上がると、強い祈りを捧げると同時にキュアマジェスティへの変身を果たしてアンダーグ帝国から脱出し、スキアヘッドを一時撤退に追い込んだ。 最初に変身した際にはミラージュペンを使わずに変身し、第32話でマジェスティの正体である事をソラたちに明かすも、自由に変身できない事に思い悩む。そんな中、アンダーグ・エナジーを注がれて無理矢理強化されたミノトンが出現し、プリキュアが苦戦する中、ソラ達を助けたいという思いがミラージュペンを出現させ、本格的な覚醒を果たしたのだった。 変身時はソラ・ましろと同年代の少女に成長し、普通に喋れるようになる。後に第47話にて、エルレインから最後の力を託された事で、成長後の姿を保てるようになった(*13)。 4人の持つ力を限定的ながら全て使えるなどプリキュアとしては明らかに格上の能力を持っているが、当初は単独技を持たないという致命的な弱点があり、一人でランボーグを浄化できなかった。しかし、エルレインから力を託されたことで、キュアノーブルと同じ技を使えるようになった。 スカイランドの関係者 国王 CV:一条和矢 スカイランドを治める国王で、エルの父親。 第15話にて、城に乗り込んできたバッタモンダーに呪いをかけられ、王妃と共に昏睡状態となってしまうが、やがて第24話にて、キラキラポーションが完成したことでついに呪いが解けた。 王妃 CV:吉田小南美 スカイランドの王妃で、エルの母親。 国王と同様第15話にて、バッタモンダーに呪いをかけられてしまうが、第24話にてキラキラポーションで呪いが解けた。 プリンセス・エルレイン/キュアノーブル CV:庄司宇芽香 第44話・第45話に登場した、300年前のスカイランドのプリンセスにして、歴史上最初に現れた伝説のプリキュア。 性格は至って穏健であり、マジェスティクルニクルンの力でタイムスリップしてきたソラ達の話を信じて城の一室を仮住まいとして貸し与えている。 300年前のアンダーグ帝国の支配者・カイザー・アンダーグに王都を蹂躙される中、天に祈ったことでプリキュアへと覚醒した。 第5話においてヨヨが語った言い伝えに登場したプリンセスとは彼女の事であり、『「ヒーローが現れて青い空とみんなの笑顔を取り戻してくれますように」と祈ったスカイランドの姫に応えるように勇敢な戦士・プリキュアが現れた』と言い伝えられていたが、実際はその姫ことエルレイン自身がキュアノーブルに覚醒していたのが本当の歴史であった。 キュアノーブルの容姿は、エルが変身したキュアマジェスティによく似ている他、口上も同じ。 やがてカイザーとの戦いの末に、カイゼリンが身を呈してカイザーを守ったことで彼の改心に繋がり、スカイランドとアンダーグ帝国との間に和平を結ぶことに成功した。 一方で、国王夫妻にエルを託した一番星と声が同じであるようだが…? それもそのはず、一番星とはエルレインの魂であり、これまでずっとソラ達の事を見守ってきたという。 本編開始1年前にアンダーグ・エナジーの急激な高まりを見て、300年もの間溜め続けた力でエルを生み出した。 そして第47話にて、自身の最後の力をエルに与えて急成長させ、自身は消滅した。 同話において、アンダーグ帝国と和平を結んだ後、カイザー親子は度々会いに来てくれたが、ある日を境に突然スカイランドとの交流を絶ったこと、老齢に未来に備えてマジェスティクルニクルンを作り出した後に一番星となったことが本人の口から語られている。 一方で、スキアヘッドを失ったカイゼリンの口から、エルレインは自分達を裏切り、自らカイザーを手にかけたことも語られているが、これはスキアヘッドによって偽りの記憶を植え付けられたに過ぎず、実際に手をかけたのはスキアヘッドだったことが第49話にて明かされた。 青の護衛隊 スカイランド王都の守護部隊。 主な任務は、小さな村での困り事から辺境の地への救援活動まで様々。 ソラも一時期見習い隊員として所属していた。 シャララ CV:斎賀みつき スカイランド王国を守る「青の護衛隊」の女性隊長。「スカイランドで一番強い剣士」とされる。 かつて10年前にソラを怪物から助けた憧れのヒーローである。その際にソラからお守りとして渡されたスカイジュエルのペンダントを今でも大事にしていた。 清廉潔白で実直な性格であり、ソラの実力を高く買っているものの、彼女の幼い故の視野の狭さを咎めるといった誠実さを持つ。 エルが誘拐された時は、ちょうど大火災が発生していた辺境の地へと出張していた為不在だった。 第15話において、プリキュアの窮地を救うべく自ら巨大ランボーグに飛び込み突破口を開くが、アンダーグエナジーに飲み込まれて行方不明となる。 そして第22話にて… 実はあの後、近くの森にて瀕死の状態で辛くも生存しており、そこへ現れたバッタモンダーにアンダーグ・エナジーを注入されてランボーグ化し「シャララボーグ」として生かされていたことが判明。ソラを打倒するための切り札として温存されていた。 ランボーグへの攻撃のダメージは内部に囚われている彼女に伝わるだけでなく、アンダーグ・エナジーによって傷口が塞がれてる形で辛うじて生命が保たれた状態故に、プリキュアの技で浄化すれば、それが致命傷となってシャララの死に繋がるため、プリキュア達は迂闊に手が出せない状況に追い込まれた。 これらの事実を突きつけられたソラはシャララを失う恐怖から戦意を喪失し、ましろやツバサの励ましも届かず、浄化の直後に傷を回復させる作戦をあげはが提案しても、失敗のリスクから拒んでしまう。そして、ソラの心が完全に折れた時、ミラージュペンが消滅してスカイトーンも色を失った石と化し、キュアスカイへの変身能力を失ってしまった。 やがて第23話ではソラが不在の中、3人のプリキュアを倒す事でソラを更なる絶望に追い込もうとするバッタモンダーに極限までアンダーグ・エナジーを注ぎ込まれて強化され、プリキュアを誘き寄せる餌として市街地で暴れ回る。ましろ達はソラのためにもシャララを何とか救出しようと決意するも、ダメージを与える事すらできずに苦戦する。3人が危機に陥る中、紆余曲折を経て変身能力を取り戻したソラが駆けつけ、全力のスカイパンチでシャララボーグにダメージを与える。そして、仲間を信じる決意を固めたスカイがプリズムと共にアップドラフトシャイニングで浄化後、地上へと落下するシャララをウィングが受け止め、バタフライが先の作戦通りにミックスパレットの治癒能力を使用。4人のチームワークに命を救われ、生還を果たした。 その後は虹ヶ丘邸でしばらく療養することとなったが、第24話でヨヨが処方してくれた薬湯を飲んで回復し、同時にキラキラポーションも完成したためソラ達とともに帰郷。 スカイランドを守るためにソラ達とは別れることになるが、「君は君だけのヒーローを目指せ」と激励の言葉をソラに送った。 アリリ CV:坂詰貴之 青の護衛隊の副隊長を務める大柄で屈強な戦士。 生真面目な性格で規律に厳しいが、シャララや部下たちに振り回されることもしばしば。 第44話では、部下数人を連れてスカイランド王都の東の草原に出現した謎のトンネルの調査に向かうも、トンネルに潜んでいたカイゼリンの奇襲で負傷する。 ベリィベリー CV:松田颯水 青の護衛隊の隊員の少女。 どこかぶっきらぼうな性格だが、実は繊細な一面がある。 幼少期に腕に大怪我をし、それが原因で3年間入隊試験に落ちたという過去があり、それ故に人一倍の努力をして実力を高めてきた。 当初はそのプライドの高さゆえに強さと弱さに拘るところがあり、ソラがエルを助けた話を信じず、彼女を護衛隊に入れることをただ一人反対していた。 しかし、バッタモンダーが召喚したランボーグから助けてもらったことでソラの自分に対する誠実な気持ちを認め、涙ながらに和解。 その後はシャララの消失に意気消沈するソラを励ましたり、第22話にて、ミラーパッド通信で先に話していたアリリを押しのけてまでシャララの目撃情報をソラに伝えようとするなど、隊員たちの中で誰よりもソラの事を気にかけている。 戦闘ではスカイジュエルがはめられたグローブから雷撃を放つ技を使っている。 アンダーグ帝国 本作の敵組織。ヨヨすらその存在を知らなかったらしいがカバトン曰く「暗黒の世界」とのこと。 放送開始前から組織名は明かされていたが、本編では第9話にて初めてカバトンの発言によって言及され、やがて第12話でもプリキュア達がその存在を知ることとなった。 詳細は個別項目を参照。 その他周辺人物 虹ヶ丘ヨヨ CV:塩田朋子 ましろの祖母。第2話から登場。 とても心優しい性格で、突然家に転がり込むことになったソラとエルも快く受け入れている。 しかし意外と変わった一面も持っており、ましろにカエルの干物のお使いを出していた。 育児に必要なミルクやオムツなどを彼女らが家にやって来る前からあらかじめ家に用意しているため、まるで彼女達が家に来るのを待ちかねていたかのよう。また、エルの名前を聞いた時に思うような表情を浮かべていた。 そしてソラの事について、「なぜあの子を選んだのです…プリンセス・エル…?」とエルに問いかけており、ソラについて何か知っているらしい。 それもそのはずで、実はスカイランドの出身者。祖国ではハイパースゴスギレジェンド博学者として、王家にまで名が知れ渡る高名な知識人だった。 しかし、50年前に何かしらの調査で人間界に出向き、そのまま定住し始め、現在はプリキュアの正体を知る協力者としてソラたちをサポートしている。 ただし、王様たちはエルを彼女が保護している事は理解している一方で、どこに連れて行かれたのかは把握しておらず、上記のように何故育児用品が揃えられていたかは謎。 趣味は野菜作りと乗馬。 仲田つむぎ CV:杜本優 吉井るい CV:石川藍 軽井沢あさひ CV:鵜沢正太郎 ましろとソラのクラスメイトでソラの親衛隊。 ソラの「ヒーローになりたい」という夢を応援する。 雑木林おさむ CV:近藤浩徳 ましろとソラの担任教師で、担当科目は国語。女子野球部の顧問もしている。 担任教師に名前が設定されているのは実に『トロピカル~ジュ!プリキュア』の桜川先生以来である。 関連用語 スカイランド 天空に浮かぶ世界で、人間と鳥類が共に暮らしている。何らかのゲートで移動する必要があるため、おそらくは異世界。 食文化はおおむね人間界と変わらないが、車などは走っておらず、代わりに鳥に乗って人間は移動している。現在は建国856年。 文字はスカイランドの文字を使っている一方で、言葉は人間界とさして変わらないのか、ソラは出会った直後のましろとも普通に会話することができている。 ソラはここの王都に降り立とうとしていたところで事件に巻き込まれ、ソラシド市にやってくることになった。 大嵐が発生すると空間に裂け目が発生し、ソラシド市と一瞬だけ繋がる事があり、ツバサはそれによってソラシド市へ飛ばされてきた。 ソラシド市 ましろが住んでいる街。大型のショッピングモールがあり、様々なお店が立ち並んでいる。一方で周辺には山が見えており、自然と都市が一体になった街といえる。 また、街にはPretty Holicの店舗もある。 ソラ達の当初の目的はソラシド市からスカイランドに帰還してエルちゃんを国王夫婦の元に帰すことだったが、第24話で三たびエルちゃんをソラシド市に滞在させる運びになる。 今のところプリキュアとアンダーグ帝国との戦いにただ巻き込まれただけの地のようなイメージである。 人々は皆おおらかで、アンダーグ帝国を追われた者達がひっそり住み着くにも都合がいいようだ。 私立ソラシド学園 ましろが通っているソラシド市の中学校。第7話からはソラも通うようになる。もっとも、諸々の事情で休むこともある(*14)上に、そもそも本作では学校のシーン自体が非常に少ないのだが…。 中庭には大きな桜の木がある。 スカイジュエル スカイランドで取れる青い鉱石。 スカイランドでは様々な道具を動かすエネルギー源として重宝されており、ミラーパッドでの通信にも用いられる。 ましろの家の裏山には、時々先述の現象でこれが時空を超えて流れ着いてくることもある。 ミラーパッド ヨヨが所有する鏡型アイテム。 遠方にいるプリキュア達の様子を見ることができる他、スカイジュエルを充填することでスカイランドと通信したり、スカイランドへのゲートを開いたり(*15)、様々な情報を調べることも可能。 また、第16話から第23話まではキラキラエナジーを回収する為のアイテムとしても使われていた。 その様子はさながら2年前の「やる気パワー、カムバック!」のようである。 当初はヨヨが所有、必要に応じてプリキュアメンバーが使用する形式をとっていたが、21話でツバサに譲渡された。 アンダーグ・エナジー アンダーグ帝国の刺客たちが用いる闇のエネルギー。 これを物体に注入することでランボーグを生み出せるほか、時間をかけて溜めることで「MAXアンダーグ・エナジー」へと変化し、それを自分自身に注入することでパワーアップしたりすることも可能。 キラキラエナジー アンダーグ・エナジーと対になる光のエネルギー。第16話にて初めてその存在が言及され、同話から第24話までにおける話の肝となる。 ランボーグを浄化した時に発生し、それをミラーパッドに集めることでバッタモンダーの呪いを解く薬「キラキラポーション」(*16)を生成することができるという。 第42話において、周囲の被害の回復もこのエネルギーの働きであったことがツバサの研究で明らかにされている。 やがて第46話にて、このエネルギーを利用した「ミラーパッドバリア」が完成し、アンダーグ帝国による攻撃を防ぐべく、避難してきたスカイランドの民たちを集めた上で王都全体に張られることとなった。 主題歌 『ひろがるスカイ!プリキュア〜Hero Girls〜』 歌:石井あみ オープニング主題歌。 ラストカットはソラ・ましろとエルの3人が手を取り合っているもの。 放送開始当初は所々に不自然なスペースがあったり、終盤の車の運転手が光の反射で映っていないなど不自然な点が見受けられた。 変更点(ネタバレのため格納) 話数 変更点 第10話 一部スペースにツバサが追加されたほか、窓の光の反射が消え、運転手があげはであることが判明(本編中では6話で運転シーン披露済み)。 第14話 カバトンがいた箇所がバッタモンダーに変わった。 第15話 それまでは逆光で見えなかったシャララ隊長の顔がはっきり見えるようになった。 第19話 一部スペースにあげはが追加された。 第25話 バッタモンダーがいた箇所がミノトンに変わった。 第33話 一部スペースにキュアマジェスティが追加された。 第36話 ミノトンがいた箇所がスキアヘッドに変わった。 第45話 スキアヘッドがいた箇所がカイゼリン・アンダーグに変わり、その背後でキュアノーブルとカイザー・アンダーグ、少女時代のカイゼリンが映るようになった。 『ヒロガリズム』 歌:石井あみ・吉武千颯 エンディング主題歌。 ダンスは初期メンバー4人が踊っており、スカイとプリズム、ウィングとバタフライのペアに分かれて描写されているシーンが多い。 『Dear Shine Sky』 歌:吉武千颯 新エンディング主題歌。第22話から使用。 第32話より、キュアマジェスティが新たに追加された。 また、2話以降はエンディングの冒頭とミラーパッドに歴代のプリキュアたちが映っている(*17)。3話で彼女が映ったことから、10年前よろしくシリーズの垣根を超えて登場する模様と思われていたが、ここでも変化球が見られている。 登場したプリキュアたち(ネタバレのため格納) 話数 登場プリキュア 備考 2,6,37,42,49 キュアスカイ トップバッター。冒頭に彼女より「エンディングのどこかに登場するかも!」とアナウンスがあり、前述の通りED冒頭と途中のミラーパッドに登場する。 3,30 キュアプレシャス 『デリシャスパーティ♡プリキュア』より、撮り下ろしボイスを引っ提げて早速登場。ちなみに放送日はちょうどデパプリ感謝祭の千秋楽開催日でもあった。なお、次に登場するのは同じチームメイトかもう一個上の先輩主人公か予想されていたのだが……?後に第30話にて再び登場している。なお、同話は水着回だったが、デパプリには諸事情で水着回はなかった。せめてもの埋め合わせだろうか。 4,7,24,43,46 キュアプリズム なんとここでまさかのキュアプリズム。予想と違う演出に驚いた視聴者もいたはず。ちなみに4話はキュアプリズム初登場回だった。第24話放送日の7月16日はましろの誕生日。 5,29 キュアサマー 『トロピカル~ジュ!プリキュア』より登場。こちらも新規メッセージを用意し、元気いっぱいにトロピカっていた。この回でようやくサマーが登場したことで、基本的に歴代主人公が逆順で登場するが、プリキュア初登場回はそのプリキュアが担当するという法則と見れるが果たして…。後に第29話にて再び登場。同回ではソラのお化け嫌いが判明したが、サマーも同じくお化け嫌いだった。 8,31 キュアグレース 『ヒーリングっど・プリキュア』より登場。やはりこちらも新規メッセージを用意していた。彼女の登場により、令和プリキュアの主人公はコンプリートとなった。グレースのチームメイトの一人はスカイと同じく運動神経抜群の青キュアである。後に第31話にて再び登場した。同回より初登場したキュアマジェスティは紫キュアであるが、グレースの追加のチームメイトも紫キュアだった。しかもどちらも「主人公たちの危機に突如として現れた」という共通点がある。 9,16,22,38,41,48 キュアウィング 第9話はキュアウィング初登場回、第16話放送日である5月21日はツバサの誕生日。なお、第22話は「Dear Shine Sky」初披露だったこともあって冒頭の挨拶は無し。 10 キュアスター 『スター☆トゥインクルプリキュア』より新規メッセージを用意して登場。平成プリキュアからは初めての登場となった。 11 キュアエール 『HUGっと!プリキュア』より新規メッセージを用意して登場。ちなみにちょうど放送5周年でもある。スカイとエールには不思議な力を持った赤ちゃんを育てているという共通点がある。ついでにエールの父親の声はカバトンと同じだったりする。 12 キュアホイップ 『キラキラ☆プリキュアアラモード』より新規メッセージを用意して登場。ホイップのチームメイトの一人は、ソラと同様青い髪に黄色いリボンをつけている。 13 キュアミラクル 来年に続編の放送が控えている『魔法つかいプリキュア!』より新規メッセージを用意して登場。単独での変身はできないため相方も変身バンクで声なしで登場。その相方は、スカイと同じく異世界出身である。 14 キュアフローラ 『Go!プリンセスプリキュア』より新規メッセージを用意して登場。スカイとフローラには「幼い頃に出会ったある人物との出会いがきっかけで夢を目指した」という共通点がある。また、フローラのチームメイトの一人はスカイと同じく運動神経抜群の青キュアであり、追加のチームメイトはエルちゃんと同様に故郷から引き離された王女である。 15 キュアラブリー 本作と同じく周年作品だった『ハピネスチャージプリキュア!』より新規メッセージを用意して登場。ラブリーの相方はエルちゃんと同様に両親と引き離された王女であり、追加のチームメイト二人目の 姉 も、ちょうど同回のシャララ隊長と同様に敵との戦いで行方不明になっている。しかもその人物は後に敵としてラブリー達の前に立ちはだかっているが…? 17 キュアハート 今年で放送10周年を迎える『ドキドキ!プリキュア』より新規メッセージを用意して登場。スカイとハートには運動神経抜群、エールと同様に不思議な赤ちゃんを育てているという共通点がある。またこの回が放送された5月28日は、ハートのチームメイトの一人の誕生日である。しかもそのチームメイトはスカイと同様怒らせるととても怖い。 18,27,36,39,45 キュアバタフライ キュアバタフライ初登場回。第27話は放送二日後の8月8日があげはの誕生日である為。 19 キュアハッピー 昨年放送10周年を迎えたばかりの『スマイルプリキュア!』より新規メッセージを用意して登場。ハッピーにはヒーローが大好きなチームメイトがいる。同回ではあげはがパウダーフレグランスをパフでつけるシーンがあるが、ハッピー達の変身にもパフが用いられている。 20 キュアメロディ 『スイートプリキュア♪』より新規メッセージを用意して登場。単独で変身できないが、ミラクルの時と違い変身バンクでの相方の登場は残念ながら無し。スカイとメロディには運動神経抜群という共通点もある。また、相方との決め台詞だった「絶対に許さない!」は、本作の第15話でもスカイが言っている。余談だが、メロディはスイプリ本編でゴリラの物まねをしたことで知られている。しかも何の因果か、ちょうど同回にてましろが描いていた絵本にはゴリラが出ていた。 21 キュアブロッサム 『ハートキャッチプリキュア!』より新規メッセージを用意して登場。ブロッサムはスカイとは「敬語を常用する」、プリズムとは「祖母が支援者」という共通点がある。ブロッサムの相方はスカイと同じく運動神経抜群の青キュアである。 23 キュアドリーム まさかのピーチを飛ばして『Yes!プリキュア5/Yes!プリキュア5GoGo!』より新規メッセージを用意して登場。おそらく同回が『夢』に纏わる話だったのと、放送日がちょうどYouTubeでの『GoGo!』最終回の配信最終日だったからであろう。今秋放送予定の『オトナプリキュア』にもチームメイトの一人と共に登場が予定されている。奇しくも彼女たちのモチーフはバタフライと同じく蝶である。 25 キュアブルーム またもピーチを先延ばしにして『ふたりはプリキュア Splash☆Star』より新規メッセージを用意して登場。ドリームと同じく、今秋放送予定の『オトナプリキュア』にも相方と共に登場が予定されている。単独で変身できないため相方は声無しで変身バンクのみ登場。スカイとブルームには運動神経抜群という共通点もある。また、ブルームが嘗て戦った敵の一人は、同回より登場したミノトンと同じく武人気質な戦士だった。 26 キュアピーチ ドリームとブルームに先を越されたものの、満を持してようやく『フレッシュプリキュア!』より新規メッセージを用意して登場。本作とタイアップしているPeach Aviationとのコラボ回に合わせたのだろう。ピーチのチームメイトの一人はスカイと同じく運動神経抜群の青キュアである。ついでにそのチームメイトの弟の声はバッタモンダーと同じだったりする。ちなみに同回にてソラがジェットエンジンを「ジェットニンジン」と間違えているが、ピーチの嫌いな食べ物はニンジンである。 28 キュアブラック 原点である『ふたりはプリキュア/ふたりはプリキュア Max Heart』より新規メッセージを用意してついに登場。単独で変身できないため相方は声無しで変身バンクのみ登場。スカイとブラックには運動神経抜群、弟がいるという共通点もある。彼女の登場で、歴代の主人公がコンプリートされることとなったが、次回以降は果たして…? 32,33,40,44,47 キュアマジェスティ キュアマジェスティ本格登場回。第33話でも新アイテム・新技登場のため配信等では2話続けて登場という事になった。 『ヒロガリズム ~Precure Quartet Ver.~』 歌:キュアスカイ(関根明良)・キュアプリズム(加隈亜衣)・キュアウィング(村瀬歩)・キュアバタフライ(七瀬彩夏) 最終回で使用。 前作までと違いダンスパートは一切流れず、ましろが描いた絵でこれまでの名場面を振り返るものとなっている。 ラストは登場人物全員が描かれた一枚絵で締めくくった。 劇中歌 『Daybreak song』 歌:石井あみ・北川理恵・Machico・吉武千颯 最終話の戦闘シーンで使用。 ステージショー「ひろがるスカイ!プリキュア ドリームステージ♪」でも終盤で流れた。 「『ひろがるスカイ!プリキュア』ボーカルアルバム ~FLY TOGETHER!!!!!~」に収録。 ヒーローの出番です!! 追記・修正は、ヒーローである皆さんにお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 謎のグミ鳥が気になって仕方ない… -- 名無しさん (2023-03-04 08 51 25) 変身シーンが歴代で一番好きだわ。BGMがかっこいいしホップステップジャンプでも盛り上がっていく演出も好き -- 名無しさん (2023-03-04 09 16 59) 20年目ではあるけど20周年は次シリーズのはず…(ハピネスチャージで10周年だったんだし)まぁ世間でもその辺の基準は曖昧だし15周年記念をハグプリにあてスタプリはスルーしてたあたりカウントの仕方が変わったのかな? -- 名無しさん (2023-03-04 10 03 49) ひろがる→Hero Girlってコトね(今更)。 -- 名無しさん (2023-03-04 10 46 33) 原点回帰、当たり前からの脱却を謳う今作。2年連続放送の壁も破ってもらいたいです、初の男の子プリキュアと成人プリキュアも2年同じ人が続けば更に浸透するかもしれませんし。 -- 名無しさん (2023-03-04 11 13 46) 妖精役からプリキュア役に昇格したのは実はプリズムが初めてでは無く、キュアコーラルが初めてだったりする(ヒープリのエレメントさん役からの昇格) -- 名無しさん (2023-03-04 11 35 40) ↑販促系の奴で二年やらないのは『続編やるとマニアックになる』っていうそのものズバリな実績と特撮の発言があるので無理だろうからね -- 名無しさん (2023-03-04 11 36 15) ???「HAHAHAHAHA!!!もう大丈夫だ少女!何故って?私が来た!!!」 -- 名無しさん (2023-03-04 12 14 50) プリキュアは「チーム内のわだかまりをどう解消するか」もテーマに置かれているし、特に女の子ばかりのチームで男1人だけで何も起こらないわけがないんだから、そこをどう描写してくるかにかかっていると思う。そこらへん頑張ってほしい。 -- 名無しさん (2023-03-04 13 37 21) MAXHeartと5gogoで、「2年連続は無理」って結論出してるから、 -- 名無しさん (2023-03-04 13 58 46) そういえば、モチーフが空なのに敵が雨とか雷とか曇とかじゃないのが不思議かも… -- 名無しさん (2023-03-04 15 55 37) ここ数年のプリキュアは45話くらいで完結してるけど、今回こそ感染症も不正クラッキングの被害もなく、円満に50話近くまっとうして欲しいものである -- 名無しさん (2023-03-04 16 22 38) 航空会社のpeachとコラボらしい。 -- 名無しさん (2023-03-04 18 45 31) アンダーグ帝国まだカバトンしか登場してなくて他の幹部や首領がどんなのか気になる。 -- 名無しさん (2023-03-04 20 16 29) 20周年だからジオウやゴーカイジャー的なのが来ると想像していたが -- 名無しさん (2023-03-04 20 27 36) 追記。プリキュアシリーズはレジェンド系はあまりやらない方針なのかな。 -- 名無しさん (2023-03-04 20 32 34) 映画で何度もやってるけど -- 名無しさん (2023-03-04 20 33 00) ↑4 この段階で(お飾りか本命かはともかくとして)敵の首領の名前すら出てこないばかりか幹部の状況どうなってるかすら分からないのは正直異質だと思う -- 名無しさん (2023-03-04 20 42 08) ↑5 OPのカバトンが出てるカットを見た感じ、スペース的に幹部は後2人ほど出てきそうな気はする -- 名無しさん (2023-03-04 20 47 45) こういう変身ヒーロー(ヒロイン)もので4話までやっても敵組織の「そ」の字も見えてこないのは、プリキュアでなくとも珍しいね。現状だと番組外の情報がなかったらカバトンが野良怪人にしか見えない -- 名無しさん (2023-03-04 21 06 09) アンダーグ帝国ようやく首領?かもしれないキャラが登場したけど今回、キャラ名は不明だけど中の人は判明してるパターンっぽい? -- 名無しさん (2023-03-05 10 59 15) あげはの自己紹介が月野うさぎだったり紙芝居でどことなく懐かしい描写 -- 名無しさん (2023-03-05 12 51 16) ましろの中の人は、かつて「ヨヨさんの妹」を演じたことがあったりする。作品がマイナーすぎて全く話題になってないがな -- 名無しさん (2023-03-05 20 53 03) 男子プリキュアに関しては、他の女児向けのその手の作品は(海外のミラキュラスとかリズスタって言う特撮とか)男性メンバー当たり前に入れてるからプリキュアもそれに追従するだろうなあ位にしか思ってなかったな。 -- 名無しさん (2023-03-05 21 45 24) 距離感を縮める表現として、呼び方の変更(姓から名、さん付けから呼び捨て)があるけど。変身後の名前を呼んで、コンビとして成立は良かった。 -- 名無しさん (2023-03-06 05 50 42) ひ ろ が る プ リ キ ュ ア -- 名無しさん (2023-03-06 15 05 16) ↑タイトル発表時にひろがるプラズマがトレンド入りしてたな… -- 名無しさん (2023-03-06 15 11 57) カバトン正直下っ端臭さあるから、「幹部」じゃなくてナイトメアのギリンマ君やアラクネア君みたいな「幹部の部下」的ポジションじゃないかな。例のパワハラ上司がブンビーさんポジの幹部かも -- 名無しさん (2023-03-06 15 15 06) しかし「ひろがる」とのダブルミーニングとはいえヒーローガールはプリキュアの呼称としてはホントベストマッチだなと思う -- 名無しさん (2023-03-10 21 00 57) いっそソラちゃんたちもスーパーヒーロータイムのOP&EDに入れても良かったんじゃあ? -- 名無しさん (2023-03-11 12 39 47) CV村瀬歩に鳥につばさ…… ???「お前とも縁ができたな!」 -- 名無しさん (2023-03-26 10 14 46) ↑2 よりによって、メンバーに初めて男性が混じる本作で“ヒーローガール”って呼称を採用するのか?と思ったけど、かつて、女の子も普通に持っていたのに「ゲームボーイ」と名乗っていたゲーム機があったのを思い出した。 -- 名無しさん (2023-03-26 20 52 58) ↑2 更に本来女性だけだったところに現れた男性戦士第1号と言う点でも縁ができた -- 名無しさん (2023-03-30 21 09 52) 今日の放送でようやくアンダーグ帝国の名前が出たな… -- 名無しさん (2023-04-02 09 13 45) このまま行くとキュアバタフライの登場はキュアラメールと同じく6月くらいになるかな?? -- 名無しさん (2023-04-02 23 27 26) ↑ 流石に初期メンをそこまでは引っ張らないと思う。まだ追加戦士が残ってるような描写あるし -- 名無しさん (2023-04-09 14 13 56) ↑ムーンライトやミューズみたく秋以降の追加かも? -- 名無しさん (2023-04-09 14 16 59) 掘り下げが大事なのはわかるがそろうのが遅すぎない? -- 名無しさん (2023-04-14 21 41 17) なんか『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』と被ってる気がしない? -- 名無しさん (2023-04-14 21 46 14) なんだか4つの生命が怒りに踊りそうな色の組み合わせだな…5人目は夜空の黒か? -- 名無しさん (2023-04-19 06 46 53) ウィングの項目はツバサの苗字が作中でも解禁になってからの方がいい? -- 名無しさん (2023-04-19 12 26 30) 来週は新キャラ沢山出てきそう。 -- 名無しさん (2023-04-30 21 49 56) シャララ隊長何歳なんだろう?10年前から活動していたとなると、若く見積もっても20代半ば、隊長と言う立場であることを考えれば、30代以上でも不思議ではないかな。 -- 名無しさん (2023-05-07 22 16 04) 5月になってもキュアバタフライ出ないのかよ… -- 名無しさん (2023-05-14 08 06 04) 敵幹部はロックバンド系縛りか? -- 名無しさん (2023-05-14 11 20 20) シャララさん敵と相討ちになってMIAとか完全に洗脳敵対フラグでしかない…。ソラとしても最終的には「シャララに追いつく」ではなく「シャララを超える」という目標が必要だろうし。 -- 名無しさん (2023-05-14 18 43 57) バッタさんソラ相手にはあっさり逃げたしそんな強力な術使えそうもないからただ王様たちの耐性が弱かっただけでは? -- 名無しさん (2023-05-21 12 09 46) 「スカイ」ランドと「アンダー」グ帝国で対になっていることにようやく気付いた。 -- 名無しさん (2023-05-21 12 13 07) キュアバタフライ来週いよいよ登場か。まさか6月までかかるとは…。 -- 名無しさん (2023-05-28 12 26 35) ↑ 前作で「戦力過多」って揶揄されたの気にしてるのかもね。だったらトロピカ以前みたいに各幹部を交代で出していければいいんだけど如何せん「アンダークの内情を最終版まで隠し通す」という作劇場の制約がそれを不可能にしてる。これ変身者が確定で1話で揃うスーパー戦隊だから出来た方法であって変身者が時間差で覚醒するプリキュアのストーリーと根本から喧嘩すると思うんだが…。ひょっとしてアンダークの細かい設定がまだ決まっていないとか? -- 名無しさん (2023-06-04 00 24 01) ソラ→スカイ、ツバサ→ウイング、アゲハ→バタフライみたくプリキュア名がそのまま人間名を英語にしたものになってるけど“ましろ”は英語にしてもプリズムにならないんだよな… -- 名無しさん (2023-06-04 09 03 53) シャララ隊長は物語中盤以降に記憶を抜かれ敵幹部として蘇るに100ドル賭ける。 -- 名無しさん (2023-06-11 19 35 02) ↑2 虹の色は白い光が分解されたものだから、白を虹に変えるプリズムってことなんじゃないかと思う。 -- 名無しさん (2023-06-12 16 02 13) 1週間経っていないネタバレは禁止されています。 -- 名無しさん (2023-06-13 09 17 42) 今週でED変更ってことはガチで今回追加戦士不在パターンの可能性が出てきた。 ↑3 記憶どころか自我すら奪われて生きる屍状態だったよ… -- 名無しさん (2023-07-02 18 28 25) ↑ウィングの右隣りに不自然なスペースがあるからあるいは…。 -- 名無しさん (2023-07-02 18 30 39) アンダーグ帝国、今のところ斥候みたいなのが単独で動いてるだけで全然帝国感ないな…恒例の悪役会議も一切ないしここまで謎だらけの組織初めてじゃないか。 -- 名無しさん (2023-07-02 19 50 35) ↑2 ED映像改めて確認してみたらサビ入る前の光のラインが5つになってた。色合い的に追加戦士のカラーは紫で内定かな。 ↑2 アンダークの内情を最終版まで隠しきることがまず話の前提に存在するんだと思う。アンダークとスカイランドの関係自体が最大級の爆弾なのかも -- 名無しさん (2023-07-02 21 53 33) どうせ次回登場するであろう新アイテムとかで解決するだろう…と思ってバンダイの発売カレンダーを見たら何も無し。よく考えたら今はまだパレットの販促期間中だったわ… -- 名無しさん (2023-07-03 01 18 01) 追加戦士 本命→おっきくなったえるたそ 対抗→解放されたシャララ隊長 大穴→改心したカバトン -- 名無しさん (2023-07-03 18 34 25) 悪役会議がないのはスタッフ曰く「悪役よりプリキュアサイドに描写の重きを置きたいから意図的に省いた」というのが理由らしい。同時にあえて視聴者をプリキュアたちと同じ視点に立たせることで視聴者の「自分ならこうする」という悪役に対する処遇の選択を促しそれ自体を『ヒーローとは何か』という問いかけにする目的もあるんだと思う。 -- 名無しさん (2023-07-13 20 11 23) 報告にあった荒らしコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-07-14 20 41 38) エルの出自が完全に不明…アンダーグの首領の子って可能性が出てきたぞ -- 名無しさん (2023-07-16 18 16 37) プリキュアは最近、20周年記念イベントがいろいろされているにも関わらず、『アイカツ!』シリーズの方は最新作の情報すらない細々とした状態になっているな...。 -- 名無しさん (2023-07-26 20 05 56) まだ1週間経っていない情報を一旦削除。 -- 名無しさん (2023-07-29 23 21 27) ↑(続き) あと内容も別のキャラのコピペだったので、日付が変わり次第新しく書き直します。 -- 名無しさん (2023-07-29 23 24 14) 7月23日でアメフトのコスチュームとゲストにキュアブルームがその日はアイシールド21の21周年でブルームの中の人は原作者の奥さんだったりする -- 名無しさん (2023-07-30 17 47 47) 1週間経っていないネタバレを削除。 -- 名無しさん (2023-07-31 21 41 59) ↑5『アイカツ!』シリーズは『アイカツプラネット!』で炎上が殺到してから「もう最新作の可能性はない」とネット上で言われているが......はたして? -- 名無しさん (2023-08-04 19 08 52) ↑厳密には「最新作」ではなく「完全新作」。 -- 名無しさん (2023-08-04 19 13 22) 祝水着回!身体のラインがわからないタイプの水着だったり鎖骨すら描かれずエロ要素完全排除だったけどへそが見えてるだけで満足する上級者もいるんですよ!(あげは=バタフライはいつも見えているが) -- 名無しさん (2023-08-27 22 10 50) まだ1週間経っていないネタバレを削除。 -- 名無しさん (2023-09-03 13 24 06) 相談所で反対意見が出なかったため、アンダーグ帝国の記述を分割しました。 -- 名無しさん (2023-09-24 00 28 24) 久々(5ヶ月ぶり?)の学校回新鮮だった…しかし学校にスポットをあてると今度はツバサあげはエルの影が薄くなる事態に…歴代と違って皆学生寮でもないとこに同居してるんだから学校映す必要がないんだよね。 -- 名無しさん (2023-10-01 10 14 01) 最新話ゲストの名前が「たまき」と「かなめ」でかなめに至っては苗字が「 -- 名無しさん (2023-10-01 20 22 19) ↑続き 「扇」ときたもんだ。もうコードギアスしか出てこなかった -- 名無しさん (2023-10-01 20 23 06) 一度も見てないってことはないだろうけどtmatsu1976さんは編集時のルール見返してほしい -- 名無しさん (2023-10-04 20 49 51) 今年のプリキュア、強化フォームは登場しないのかな?「アラモードスタイル」や「エクセレン・トロピカルスタイル」みたいなかんじの。 -- 名無しさん (2023-10-06 22 08 22) 変質者騒ぎだの元旦に震災といった世相はあれど、ひろプリ50話できっちり完走。めでたい。ただ終盤でイッキに話を畳んだり、トラブルで話数削減した場合を念頭に置いていたっぽい要素が散見されるような? 敵側の事情描写が少なかったりするのもそのせいか(放送短縮した場合に削る予定だったのが杞憂に終わって無事に日の目を見た、というのも幾つかありそう) -- 名無しさん (2024-01-30 22 28 31) 報告にあった荒らしコメントを削除。 -- 名無しさん (2024-02-15 18 21 30) 最初に見始めたときはシンプルな作風のように感じていたけど、30話を過ぎたあたりから全然そんなことないような気がしてきた。話のスケールが壮大すぎる…。 -- 名無しさん (2024-03-10 18 19 03) 香村さんはヒープリを最後にプリキュアの脚本書いてないですよ -- 名無しさん (2024-04-05 21 42 08) プリキュアの個別項目がないのは、キュアマジェスティだけ? -- 名無しさん (2024-04-08 15 50 58) 主観になりますが、相応しくないタグを削除しました。 -- 名無しさん (2024-04-20 18 35 19) ※日曜朝8時30分です。というタグを削除しました。この項目には付けなくてもいいと思います -- 名無しさん (2024-05-21 08 50 31) 主観で白紙化等は控えてください -- 名無しさん (2024-05-21 08 59 29) ストーリー的には大人向けっていうタグ付けはやり過ぎなので中高生向けにしました! -- 名無しさん (2024-09-05 17 19 42) おいおいおいおい!!?わんだふるぷりきゅあ!にソラちゃんだけじゃなく全員出演してんぞ!?しかもカバトンとかも背景にいるし! -- 名無しさん (2024-09-09 17 15 25) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1599.html
Mark the Location タクシーのドアに手をかける―― あゆみは、自分が息を切らせていることに気づいた。 随分と気持ちが焦っている。リアルな夢だった。 「…。 違う。 グレル! エンエン!」 ふたりとも飛び起きた。慌てた顔。多分、自分も似たような表情をしているのだろう。 「フーちゃん?」 〈あゆみ!!〉 フーちゃんは、今度は泣かなかった。 よかった。覚えている。 あゆみは、寝巻のジャージのままリビングに走った。テレビをつける。朝のニュース番組の隅に表示されている日付は、昨日と同じだった。天気予報も「三日ぶりの晴天」と同じことを繰り返している。 一昨日はキュアエコーになって、ミラクルライトらしい光を目撃した。 昨日は、フーちゃんから説明を聞いて、すこやか市に向かった。 どちらも時間切れにはなったが、今日は初めから、世界はループしているが自分たちだけがそれを知っている、という状態。事態はいい方向に向かっている。今日こそ。それには、昨日とは違うアプローチが必要だ。 スマートホンを取り上げる。 「まず、みんなに知らせよう」 「ジョーホーキョーユーってやつだな」 ‘P’の文字が光で縁取られたアイコンをタップする。四葉ありすがグループ会社に作らせた、プリキュア同士の連絡アプリだ。最初は既存の SNS を使っていたが、利用不能になるというアクシデントが2回起こったところで、一般のシステムではいざという時に役に立たない、ということになった。 あゆみは、「リフレインという妖精が時間を操っている」というメッセージを最初に流した。中には数カ月ぶりの人もいる。まず全員に、これが時候のあいさつやお花見のお誘いなどではなく、異常事態発生のアラートであることを認識してもらうためだ。詳細の情報を後から付け加える。 「これでよし」 「大騒ぎになるぞ」 「出かける準備をしておこう」 フーちゃんのエコーキュアデコルを改めて首にかけた。 どこに向かえばいいのかはまだわからないが、残り時間は少ない。あと2時間半、正午までになんとかしなければ、また同じ一日が繰り返される。 「もう9時半…」 昨日も一昨日も、8時過ぎに起きて休日出勤をしている母親の代わりに家事をした。今日はなぜ一時間半も遅れているのだ。 「時間の流れに逆らったからかな…」 エンエンが言った。 フーちゃんは、リフレインが繰り返した不自然な時間の流れのせいで力を失いかけた。妖精ではなく、人間に過ぎないあゆみは、たった数日で疲弊してしまうのかもしれなかった。 「急がないと」 どうしても今日中に解決しなければ。 「誰か返事をしてください!」 あゆみは、スマートホンを叩くようにメッセージを入力した。 《ちょっと待ってね。整理してるから》 最初に反応したのは水無月かれんだった。 《誰か異常に気づいた人はいますか?》 これは雪城ほのか。 《ちょっとレスポンスが悪いわね。朝早いし》 と蒼乃美希。 「でも」 つい声に出してしまうあゆみ。 《起こしますわね》 四葉ありすが言ったかと思うと、あゆみの手の中のスマートホンが震え、大きな音が鳴った。こういうときのために、機器の設定を無視して大きな音を出す機能を用意しておいたのだという。 「びっくりしちゃったよ」 「無茶すんなー、あいつ」 《おはよ…》 《ちょっと、どういうこと?!》 《あゆみちゃん!!》 星空みゆきに続いて、美墨なぎさ、日向咲と次々に入ってくる。挨拶もそこそこに驚きのレスポンスが続いた。 「ごめんなさい、すぐには信じられないと思うんですけど」 《あゆみがそんな嘘で私たちを叩き起こすとは思わない》 《フーちゃんなんでしょ。納得だよ》 《気になるのは、あゆみが見たっていう光ね》 《方角は?》 「西の方…です」 《もうちょっと絞れない? 建物とか目印にして》 「屋上に上がればわかるかも」 《あまり意味はないと思います。ほんの少しの差でも、遠ければ遠いほどずれが大きくなりますから。四葉のチームが伺って精密に測定できればまだしも》 《今からでも向かえない? まだ2時間以上あるわ》 《四葉を出すことには躊躇せざるを得ません》 《なんで?》 《正午になると時間が巻き戻されるのですよね。そのとき、精密機器や大型機械の動作も正常に巻き戻されるのでしょうか》 《だって、今まで何度も起こってるんでしょ》 《例えばのお話ですが。 ミサイルが着弾する瞬間に時間が戻されたら、そのミサイルは間違いなく爆発せずに発射した基地に戻るのでしょうか》 またレスポンスが途切れる。 《その電車の故障というのが気になります。ひょっとしたら、完全に戻るわけではないのでは》 《点検なしにずっと走らせ続けた、ってことかもしれないんだね》 《じゃ、急がないと!!》 《一般的な精度の機器を持って陸路で移動、なら可能かと思いますが、装備と車両の再点検をしてからだと》 《明日に持ち越しになる可能性があるわね》 「それはだめです!」 あゆみはボタンを連打してしまった。“!”がいくつも並ぶ。 《あゆみちゃん?》 もう、フーちゃんに、忘れられるかも、という思いをさせたくない。それは絶対にだめだった。今日中に解決しなければ。あと2時間で。 《よろしいですか》 香久矢まどかだった。星空ひかるたちからメッセージが来ないのはなぜだろうと思っていたのだが。 《今、私たちの前で同じことをおっしゃってる人がいます》 《!》 《平光ひなたさんという方をご存知の方はいらっしゃいますか?》 またレスポンスが止まる。知らない名前だ。 《沢泉ちゆさんについての情報を求めます》 ルールー。そう言えば、野乃はなたちからも連絡がなかったのだった。 《プリキュアだとおっしゃっています》 《マジ?!》 《今、どちらですか》 《すこやか市です》 《え、ルールーたちも?》 《揃ってるの?》 《はい。今日はすこやか市の温泉巡りをする予定でした。トラブルがいくつかあって実現可能性は3.8%にまで下がっていたのですが、さらに下がっているようです》 《私たちはキャンプです》 《いいなぁ》 《それどころじゃないでしょ!》 《その方は本物のプリキュアの可能性が高いと思います。 実は以前から、すこやか市周辺でプリキュアのものと思しき光を観測していたのです。なかなか確証を掴めなかったのですが、実在したのですね》 「じゃぁ、その人たちも、時間が巻き戻されていることを知っているんですね?!」 《なんで気づく人と気づかない人がいるんだろう》 《パートナー妖精が、フーちゃんみたいな力を持っているとか》 《ミラクルンライトのおかげだと言っています》 《ミラクルライトじゃなくて?》 《見せていただきました。よく似た形状です。ミラクルライトの一種とみなして差し支えないと思われます》 《だからあゆみちゃんなんだ》 《ミラクルライトのプリキュアだから!!》 《フーちゃんとあゆみちゃん、最強!!》 夢原のぞみが、グレルが聞いたら拗ねそうな書き込みをした。 「これからすこやか市に行きます」 昨日よりスタートが遅い。また車両故障があれば間に合わないかもしれない。だが、昨日までと決定的な違いがある。 すこやか市にはプリキュアがいるのだ。正午までに合流できれば、必ず事態を変えられる。 《私たちがあゆみちゃんを乗せていく》 「リコちゃん」 《魔法の箒ならもっと早いから》 《フーちゃんと一緒! はー!》 《行ける人だけでも行きましょう。私も坂本の車で向かいます》 《かれんさん、あたしたちを拾ってくれませんか》 《みんな、ミラクルライトを用意して。 そうすれば、その不自然な時間の流れに巻き込まれずに済む》 月影ゆりの指示が飛ぶ。 あゆみは、グレルとエンエンが飛び込んだトートバッグを肩にかけた。 Mission of Laceへ
https://w.atwiki.jp/precureomocha/pages/18.html
玩具連動アイテム フェアリートーン 玩具 商品名 発売日 価格 変身ブローチ キュアモジューレ 2011年2月5日 4,950円(税込) 奇跡のメロディ♪ ミラクルベルティエ 2011年3月12日 4,180円(税込) 大いなるリズム♪ ファンタスティックベルティエ 2011年4月16日 4,180円(税込) 愛のビート♪ラブギターロッド 2011年7月中旬 5,390円(税込) 不思議なタッチ鍵盤♪ ヒーリングチェスト 2011年9月17日 8,800円(税込)
https://w.atwiki.jp/teletext/pages/721.html
フレッシュプリキュア! 色 出演者 備考 黄色 桃園ラブ/キュアピーチ(声:沖佳苗) 水色 蒼乃美希/キュアベリー(声:喜多村英梨) 緑色 山吹祈里/キュアパイン(声:中川亜紀子)
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/846.html
140文字SS:ハピネスチャージプリキュア!【2】 1.プリキュア/ねぎぼう(原作:幼女先輩@ねぎぼう家) 昔、ぴかりが丘という所に髪の毛の長い姫がいた。 彼女はブルースカイ王国の王女だった。 ある日ぴかりが丘に来た地球の神が世界のプリキュアを生み、 姫が力を与えた。 時を経て、めぐみがケーキを買いにいく途中、サイアークが現れた。 皆を呼び力を合わせて勝利し、最後にプリカードを貰うのだった。 2.フラグ/ドキドキ猫キュア めぐみ「そのプリチェンミラー大事に取ってあるんだね」 いおな「お姉ちゃんがいつか復活した時の為にね♪」 ゆうゆう「美代さんプリキュアにはなれなかったけど、愛の結晶は持ち帰ってたんだね」 ひめ「何かの弾みでいつプリキュアになっても不思議じゃないわね・・・」 3.キュアミラージュ/ドキドキ猫キュア ミラージュ「ドレッサーにはそれぞれに対応するマークで余りの赤いリボンのマーク。 色的に私しかいないわ。 ブルー、今すぐに謝るならプリキュアに戻ってもいいのよ。 か、勘違いしないでよ!あなたの為じゃなくて、販促の為に仕方なくなんだからね!!」 4.31話からの妄想/ドキドキ猫キュア 300年前 神「うわあ!」 巫女「駄目よ!!もう!神様は悪い人じゃないのよ・・・すいません神様。」 神「僕は平気さ。彼は君の事が大好きなんだね♪」 巫女「この子は私の大切な家族よ♪ね、ファントム」 ファントム「ワン♪」 5.大森ゆうこで『甘えてよ』/れいん アメをあげる。 美味しい、美味しいハニーキャンディ。 それを食べると魔法がかかるの。 私がいないと寂しくなって、ずっとずっと私の傍にいたくなる魔法よ。 たくさんあげる。口を開けて? 食べさせてあげる。私から、離れられなくなるように……。 だからお願い、傍にいて。私にたくさん甘えてよ……。 6.ひめの災難/ドキドキ猫キュア たすけて>< ラブリー「ひめが人質に!迂闊に手が出せない」 フォーチュン「プリキュアの技なら大丈夫だってえりか先輩が言っていたわ!」 ハニー「命よ天に帰れ!」 りぼん「ひめえええ!!」 ひめ「せめて・・・ピンキーラブシュートに」 ガタッ 7.白雪ひめで『頬に伝う雫』/れいん あなたが、涙を流すことなんて無いと思ってた。 強くて、優しくて、明るくて、いつもみんなの中心にいる人気者。 羨ましくて、正直妬んだこともあったけど……。 でもね、わたしに見せてくれたから。 頬に伝う雫を。 だから、今度はわたしが、あなたのこと……。 8.いおなとひめ/一六◆6/pMjwqUTk 彼女に「いおな」って呼ばれると、 嬉しさと申し訳なさが心をキュッと締め付ける。 話も聞かず一方的に怒って、大切な仲間と引き離そうとした後悔。 そんな私を友達にしてくれた喜び。 一緒に世界を守って、一緒に願いを叶えると誓った。 だから私も笑顔で「ひめ」と呼びかける。 誓いを込めて。友達として。 9.扱いの差/ドキドキ猫キュア ミラージュ「ファントム、オレスキーは一緒じゃないの?」 ファントム「知りませんが・・・」 オレスキー「~~♪」ヘヴン状態 プリンセス「あれは保護しなくていいの?」 ハニー「いいんじゃないかな(笑)」 ハニー達はオレスキーを 見捨てた 10.34話より/一六◆6/pMjwqUTk 「氷川君も、このゲートを?」 「私は手伝っただけで、これはひめが」 私の返事に生徒会長がニコリと笑う。 「白雪君は、仲間たち皆で作ったって誇らしげでしたよ」 へぇ。いいところを見せたいなんて言ってたひめが? 「白雪君は、いい仲間を持っていますね」 今度は私が微笑む番だった。 「ええ。私もです」